森林

戦前に農耕地の殆どを分譲したため、戦後の農地改革の影響はなく、残りの傾斜度の強い山林(造林地と蒔炭林)を4代有信が継ぎ、戦中戦後の乱伐による荒れ果てた山を再建すべく、杉・桧苗を植林しました。高度成長期にさしかかる時代になり、植林事業も量より質を重視して、栃木県内外の優良銘柄苗を導入。挿穂苗もこの頃より取り入れ、良質材生産を県内でいち早くはじめました。人口林率91%を占める造林地のほとんどは、この間に植林した山林ですが、創業時に植林した山も残っており、今日の山縣農場の基礎は120年にわたる山林の歴史の中で築かれています。 当館は山縣農場のなかにあり、山縣農場の山林の一部は公益財団法人 山縣有朋記念館へ寄附され、貴重な運営財産となっています。